1:スポーツ栄養学とは - 体を作る食事方法
ボディービルの世界ではトレーニング1、食事9と言われるくらい普段の食事方法が結果に影響してきます。それは筋トレだけではなくどんな運動やスポーツ、もちろんダイエットも含め日常生活にも直結してくるのです!「栄養学」の基本を学んで新しい日常を切り開こう!!
「ちゃんと計画的にトレーニングしてるのになかなか筋肉が太くなってこない」「思ったようにタイムが出ない」「どうしても反応が遅れる」「集中力が・・・」などなど、筋トレやスポーツをしていると様々な問題に突き当たります。それらを食事で改善できるとしたら?例えば

- ★筋肉を増やすためにはタンパク質はもちろん糖質、ビタミン・ミネラルまで様々な栄養素が必要!
- ★神経の働きにはカルシウムなどのミネラルやビタミンが必要!
- ★試合当日や直前の食事が勝敗を分ける!
たったこれだけのことを知っているだけでも食事に対する考え方が変わってくるのではないでしょうか。それらの
普段の食生活とトレーニングを結びつけて総合的にメニューを考える
のがスポーツ栄養学なのです。
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2:食生活とスポーツライフが変わる「食育」
食事内容が結果に結びつくということが分かってくれば、きっとあなたの食生活も変わってくるはずです。いままで食べていた物を食べなくなるとか、逆にまったく見向きもしなかった物を食べるようになるとか。
食生活が変われば自然とダイエットにも結びついて
きます。子供なら嫌いな食品も食べるようになってくれるかもしれません。
どうです?栄養学を学ぶといいことずくめではありませんか!!スポーツ栄養学とは同時にいわゆる「食育」でもあるのです。
★栄養学とは食育だ!
ではスポーツや筋トレの効果を上げるための食事方法の具体例を簡単に紹介!
3:実践!スポーツ栄養学 - 食事方法を変えろ
トレーニング・練習・試合・運動前
例えばダイエットをしているのに「なんで運動前に?!」と思うかもしれません・・・・そこがスポーツ栄養学の力なのです!運動するにはエネルギーが必要です。そのエネルギーとは糖質エネルギーが中心なのです。そして
体脂肪を燃やすには糖質エネルギーが必要
なのです!(→エネルギー代謝のしくみ)
- ★運動30分前にバナナを食べる!
→筋トレや試合前の食事方法
トレーニング・練習・試合・運動後
すみやかに消化の良い糖質とタンパク質を補給しましょう。なぬっ?せっかく運動した後になんですって?そんなにダイエットのジャマをする?!・・・・そこがスポーツ栄養学の技術なのです!キツい練習やトレーニングの後は体が疲労しエネルギーが消耗した状態です。すみやかに疲労から回復させる必要があります(→超回復とは)。
そして
回復にはエネルギーとタンパク質が必要
です。筋トレの後は特に筋肉が消耗しているので、
エネルギーとタンパク質を補給しなければ筋肉が増えるどころか逆にどんどんすり減ってしまう
でしょう。
ダイエットの場合は体重は減っても筋肉ばかりが落ちて体脂肪が下がらない!なんていう事態も引き起こします!汗をかいて体重も減ったから何も飲まない、なんてのはもってのほかです(→Q:体重を減らすには汗をたくさんかけばいいのですか?)。
- ★運動30分以内にオレンジジュースと牛乳を飲め!
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結び
スポーツや運動と食事を結びつけて考える人はまだまだ少数派だというのがワタクシの実感です。しかし食事が変われば確実にいろいろなことが変わってくるのです!
ではまず三大栄養素といわれるタンパク質、糖質、脂質のうちタンパク質について学びましょう。まずはタンパク質から!