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腕立て伏せ腕立て伏せ総合講座 - 基本と実践・効果的な正しいやり方

腕立て伏せといえば床を凝視してひたすら毎日延々30回50回100回・・・的なショーワ筋トレしてないか?!正しくやれば肩や腕ではなく「胸筋」が筋肉痛になる"胸マッチョ"も夢じゃない!ほどハードな筋トレに大変身の"本物"腕立て伏せ講座です!!

1:腕立て伏せ基本フォーム

正しいフォームの腕立て伏せ

腕立て伏せ正面の動き1:前方を見る

下を見ていると、頭が下に下がって

大胸筋の動き背中が丸まりやすくなり大胸筋に効きません。

→大胸筋とは

無理に首を起こして完全に前方を見るのではなく、軽くアゴを上げて斜め前方を見る程度でよいです。

2:肩の角度と手の位置

腕立て伏せ肩の角度手を置く位置は、右のように下ろした時に

肩の水平ラインと腕の角度がだいたい30°~60°くらい

になるように調節しよう。

腕が水平になった状態で腕立て伏せをやると大胸筋にあまり効かないばかりか肩を痛めやすい

逆に脇をしめてやる方法は大胸筋があまり使えなくなり肩や腕の筋トレになります。

腕立て伏せ肩の角度と後方稼働域肩関節の後方稼動域と安全性

立った状態で、水平の状態の時と、角度をつけた時と、どちらがより肘を後方に深く引けるか試してみよう。水平の時の方が、何か肩にひっかかるような感じがしてあまり後方には引けないはずだ。安全を考えるならやはり角度をつけて肩の稼働域を大きくするのがベストだ。

3:手の向きと稼動域

腕立て伏せ手の向きの良い例悪い例

やってはダメ腕立て伏せの手の向きよくやってしまいがちなのが上右のように手を内側に向ける"いわゆる腕立て伏せ"的なやり。しかし

内側に向けすぎると肘が外に張り出してしまい肩も水平になりやすい。

左の青丸ように平行にするかむしろ外向けぎみでもかまいません。そもそもの手を内向きでは、前項で解説した正しい手の位置・幅のポジションを維持する事自体が困難だと思います。
ダンベルベンチプレスが手を内向きでうまくできるか試してみよう!

4:肩甲骨と胸の張り・体幹

肩甲骨の内転外転の動き

上のように肩甲骨を内転させて

上下動作中胸を張った状態を維持

する。腹筋も意識して足から首までまっすぐの状態の横からの腕立て伏せ

足から首まで体幹が1本の棒のようにピーンと固定

しましょう。

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では簡単な腕立て伏せのフォーム作成法を紹介。

5:"立ち腕立て伏せで"フォーム作り

まずは立った状態で腕立て伏せをやってみよう。

両肩両肘を直角に前方にたおし肩の角度を30°から60°程度に下げ手を広げる肘を後方に引いて肘を後方に引いて横

5の状態、つまり伏せの状態で肩甲骨を内転させて大きく息を吸って胸を張り、

腕の動かしている間も肩甲骨の内転を維持

するのがポイント!

ではいよいよ横になって実際に腕立て伏せをやってみよう!

2:実践!腕立て伏せ

正面から見てみよう

腕立て伏せの肘の角度が直角、できるだけ正面を!右の絵のように腕が地面と平行になる時

肘と手が地面と直角

になるように(これより少し広めでもよい)手の位置を調節します。鏡をみながらやるとよいでしょう。どんな筋トレでも鏡は必須アイテムです!

横からから見てみよう

足から首までまっすぐの状態の横からの腕立て伏せ挙げ下げの動作中胸を張った状態を維持し、腹筋も意識して

足から首まで体幹を1本の棒のようにピーンと固定

します。つまり腕立て伏せには体幹トレーニングとしての効果もあります。
→体幹トレーニング講座

次は呼吸方法について。

3:呼吸方法

2の基本フォームで解説した「伏せの状態」の時に左右肩甲骨を寄せながら(→肩甲骨の内転)

大きく息を吸い込み胸を張り

ます。これによって大胸筋がよりしっかりストレッチされます。

そして

大胸筋の収縮を意識して息を吐きながら上がり

上がりきったところでいっきに吐きだします。そして息を吸いながら下ろします。

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では腕立て伏せをやる回数や負荷について。

4:回数・セット数

  • 15回が限界!と言う負荷で1セット限界回数 × 2から3セット
  • セット間のインターバルは1分から90秒
  • 2、3日1回

初級者レベルのセットです。

15回だけでいい、ということではありません。

15回が限界、15回しかできないやっとの回数

という意味です。いや15回なんて楽勝だよ!逆に15回どころか2、3回しかできない・・・と言う方もいるでしょう。なので次は腕立て伏せの負荷の調整方法を解説!

※腕立て伏せとか腹筋とか屈伸みたいな筋トレは毎日100回でも何十回でもやった方がいいんだよ!という人はこちら
→筋トレの回数の決め方

▼こちらも!

5:負荷強度の調整方法

稼働域を広げる

本を使った腕立て伏せの稼働域を広げ方腕立て伏せ肩の稼働域

腕立て伏せに限らず筋肉への負荷を強くする方法の一つとして

稼働域を広げる

という方法があります。稼働域とは文字どおり筋肉が稼働する範囲の事で、腕立て伏せなら上のように手を本やプッシュアップバーのような器具で高くする事で、体をより深く下ろすことになり腕立て伏せの負荷を高くすることができます。

肩の稼働域が狭い腕立て伏せ右のように稼働域を狭くすると楽になり筋肉に十分負荷をかけることができません。

やってはダメ腕立て伏せの手の向きまた、基本フォームの手の向きでも解説したように、手を内向きにして肘を外側に張り出すようなフォームだと深く下ろすことがでず

大胸筋の稼働域が小さく

なってしまいます。

荷物を背負う

パートナー腕立て伏せ背中に荷物を背負って行なえば負荷を上げることができます。誰かに押さえてもらってもよいです。

足の位置を高くする

足を置く位置を高くる事で負荷強度を高くすることができます。
→パートナー筋トレ講座

ゆっくりやる

重さが使えないときは動作スピードを遅くすることである程度負荷を高めることができます。下しに5秒、上げに5秒ほどかけてやってみよう。

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いや、負荷を強くするどころかそもそも10回もできないんですけど・・・という場合は?

6:逆に負荷を軽くする方法

傾斜で手の位置を高くする腕立て伏せ10回どころか2、3回しか腕立て伏せできない!という場合は手の位置を高くすると、負荷が軽くなって回数ができるようになります。
→女子でも楽勝?!負荷の軽い腕立て伏せのやり方をもっとくわしく!

★腕立て伏せをグレードアップするおすすめ筋トレ器具

プッシュアップバー画像プッシュアップバー

腕立て伏せをより効果的にできる必須器具。肩の稼動域が広がり大胸筋への負荷がアップ!このタイプは握りこまなくても安定感がありおすすめ。

→プッシュアップバーの使い方・選び方

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結び

大沼きんとにかくひたすら床を凝視しながら腕立て伏せをしていた人にとっては目からウロコ?だったのではないでしょうか。肩の角度とか手の位置など考えもいたことがなかった人もいるでしょう。今まで「30回ぐらい楽勝!!」などと吠えてた君も「できないわこれ」なんてことになってませんか?

しかしこれこそが正しい腕立て伏せであり、体幹の強化筋トレとしても使えます!!もちろん腕をきたえるための腕立て伏せの方法もありますよ(→腕の腕立て伏せについてくわしく)。

では負荷調節の方法で解説した器具「プッシュアップバー」についてさらに詳しく解説しよう。

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タグ : 腕立て伏せ 大胸筋 肩・肩甲骨・僧帽筋 コア・体幹 自重筋トレ 腹筋