1:「運動中は水を飲むな」?!
・・・というセリフがある意味正しい、ってなお話を水分補給のページでしました。しかしあくまで"ある意味"であって、やはり水分補給は必要です。そしてそのある意味とは「塩分抜きの」という意味でしたよね?しかしその塩分補給について驚くべき話があるのです!いわゆる根性主義、もしくは精神主義との関連したお話です。
2:根性主義の原点?
日本の「根性主義」原点は、どうやら日露戦争のころにさかのぼれるようで、「節水行軍」というのを 陸軍が行っていたそうです。 日本のスボーツ界は軍隊との結びつきが強かったので戦後にもそのような「伝統」が受け継がれたのでしょう。結果日本のスポーツトレーニング、特に一般の認識が 大きく遅れたのは残念な事です。
3:塩をなめろ?
ワタクシの知り合いで戦時中、中学生の時に軍事工場労働に動員されたという方がいるんですが、 作業中、ちゃんと水分補給の機会があっただけではなく、作業場所に塩の入ったバケツみたいなのがあって、その塩を随時なめるように指導されてたそうです。 今ではスポーツドリンクや塩アメなど、運動中の水分補給には塩やナトリウムを含むドリンクというのは 常識です。しかし戦時中当時すでにそのことは理解されてたんですね。
やはり「運動中水を飲むな! 」的ないわゆる「根性主義」「精神主義」は、 元軍人などが教育現場などに復帰した戦後に広まった価値観なのでしょうか。
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