膝関節の機能解剖 - 大腿直筋・ハムストリングス・殿筋群・内転筋群

膝関節の機能と動きをアニメ解説。腓腹筋、大腿四頭筋、ハムストリングスなど。それぞれの筋肉をきたえる種目も紹介!

更新日2019年3月24日初公開2009年2月17日 :

1:よく準備運動で"膝回し"というのをやりませんか?

残念ながら膝関節は手首や肩、股関節、足首のように三次元を回る関節ではありません。膝の曲げ伸ばし=屈曲・伸展、つまり二次元面上だけで動く関節です。膝の曲げ伸ばしをしながら足首を回すと"膝を回して"いるように見えるだけなのです。では具体的にどんな筋肉が働くか見て行こう!

膝関節の伸展に働きます。

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膝関節の屈曲と回旋に働きます。

「膝関節の回旋」と呼んでいるが、実際は膝関節そのものは屈曲-伸展にしか動かない一軸関節でなので、膝関節自体が回旋しているのではなく「前腕の回内-回外」のように下腿が回旋している。
→ダンベルアームカールと回内回外

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ふくらはぎの下腿三頭筋のうち腓腹筋は、足首から膝にかけての複関節筋で膝の屈曲時にも働きます。

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複関節筋・・・・・二つの関節をまたぐ筋肉。大腿四頭筋の場合、大腿直筋は股関節と膝関節の複関節筋。ハムストリングスの場合、大腿二頭筋短頭以外は複関節筋(→股関節)。
逆に一つの関節だけをまたぐ筋肉は単関節筋という。下腿三頭筋の場合、ヒラメ筋が足関節の単関節筋。

肉単
トレーニングには解剖学は欠かせない知識ですが、なかなかとっつきにくいものがあると思います。でもこの本なら大丈夫。オールカラーイラストで、肩甲骨はもちろん体全体、筋トレに関するコラムも交えながら楽しく機能解剖を学べます。