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大沼きんラットプルダウンビハインドネック - 僧帽筋を鍛えるハイプーリーマシン使用方法

初公開2008年2月頃 : 更新日

1:ラットプルダウンビハインドネック、一歩間違えれば肩ドカン

多くのジムやスポーツクラブでみかけるハイプーリーマシン(ラットマシン)。昔からよく行われているこのマシンの使い方を多くの人が誤ったやり方をしている。

だがこのラットプルダウンビハインドネックを正しく行えば肩・肩甲骨周辺の柔軟性を向上し僧帽筋をトレーニングすることができる。肩が固い人必見。

2:二つのラットプルダウン、あなたはどちら?

ラットプルダウンラットプルダウンビハインドネックダメ例

上二つはどちらもラットマシン(ハイプーリーマシン)のトレーニングである。ラットプルダウンと呼ばれている種目である。ジム、スポーツクラブに通っている人は一度は体験したことがある、もしくは現在も行っているのではないたろうか。現在も行っている人は上のどちらのやり方でトレーニングしているだろうか。

そしてどちらにしても、どこの筋肉をトレーニングしているか理解して行っているだろうか。左の方を行っているならトレーニングレベルはきっとすばらしいことだろう(→広背筋を鍛えるラットプルダウン)。だがもし右の方をやってるかも、と言う人は特にこのページをじっくり読んでいただきたい。

3:初心者のラットプルダウンビハインドネック

肩関節の柔軟性の目安アニメ動画上右のラットプルダウンはバーを首の後ろへ下ろすので「ラットプルダウン・ビハインド・ネック」と呼ばれる。しかも正しいやり方ではなく失敗ラットプルダウンビハインドネックである。残念なことに、初心者、いや初心者でなくてもこの失敗フォームになっている人は現在でも多くお見かけする。

見てのとおり、力を入れて引くと同時に首が前方へ出て背中も丸まって体幹が圧倒的に不安定である。このように体幹が不安定な状態で引いてしまうのは肩関節の柔軟性に問題があるのである。

こんなやり方ではそもそもどこの筋肉をトレーニングしているかもわからず、ましてこのように高負荷を無理矢理腕の力でウエイトを引っ張るようなトレーニングを続けると、肩や体幹部分のどこかを痛める可能性がある。

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では正しいラットプルダウンビハインドネックのやり方、そしてどこの筋肉に効果的なのか解説しよう。

4:これがラットプルダウンビハインドネックだ!

ラットプルダウンビハインドネックダメ例ラットプルダウンビハインドネック

上右のアニメは"正しい"ラットプルダウンビハインドネックである。左の失敗例とのちがいがわかるだろうか。ラットプルダウンビハインドネック横そこで次の右のアニメも見てほしい。これはこの正しい方のラットプルダウンビハインドネックを横から見た動きである。肩関節がスムーズに動いているため背中が前方に丸まらず体幹が安定して腕を引きおろしている。

逆に肩関節の柔軟性に自信のない人でも軽い負荷からこの動作でゆっくり正確に行えば、肩関節の柔軟性を向上が期待できる。

したがって、このラットプルダウンビハインドネックという種目は、筋力トレーニングというよりは肩関節と肩甲骨周辺筋の柔軟性の向上のトレーニングとして行うのがベストである。

  1. 1:横から見て肘が円弧軌道をとおるような意識で引く! (上右のアニメ)
  2. 2:呼吸は引きながら吸い、下ろしながら吐く!
  3. 3:引ききった所で大きく息を吸い込み胸をはる!
  4. 4:腕は完全に伸ばしきらずに肩甲骨の動きを重視する!

胸をはるということは、肩甲骨を内転させるということである。肩甲骨の動きを意識することで僧帽筋や菱形筋のトレーニングになる。腕で引くのではなく肩甲骨で引くように意識する。20RMから30RMくらいの軽い負荷でで15回から20回ほどゆっくり正確にやってみよう(→RMと負荷設定)。

肩甲骨の挙上下制前面アニメ動画肩甲骨の上方回旋下方回旋前面アニメ動画肩甲骨の内転外転前面アニメ動画

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