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大沼きんパワーラックやプレスベンチなど大型トレーニング器具を買う時の注意点 - 自分の部屋をジムに改造計画

パワーラックやプレスベンチなど大型器具を買う時の注意点、設置スペースのサイズ選びの方法などについてイラストとアニメ解説!!
※各数字は各メーカー又はショップ公表値です。

1:わからない大型トレーニング器具の疑問を解決しよう!

つねづねワタクシ申している通りやはりなんといっても一番のおすすめはジムやクラブへ行く事です(→ジムやクラブの選び方)。しかし「遠いいし」「忙しいし」「マシンの順番待ちが」「変な人が」などなど様々な理由でどうしても無理な場合もあります。で、自宅に器具を、ということにならざるをえないのですが、高い買い物ですから慎重に検討する必要があります。

そこで代表的な大型トレーニング器具の、パワーラック、ハーフラック、プレスベンチ、バーベルシャフト、そして設置スペースのサイズについてポイント・注意点を解説しよう。ただしあくまで参考程度に。

表示している価格は変更されている場合があります
送料別

2:パワーラック


143,000
本格派を自宅に!
幅130cm×奥行145cm×高さ213cm

パワーラックのポイント

パワーラック選びのポイントは、なんといってもサイズです。耐荷重ももちろん大事ですが、サイズがあわないとエラい事になってしまいます。

スクワットとベンチプレスのグリップ幅

パワーラックを選ぶ理由として、

これ一台でスクワットとベンチプレス、チンニング他数種のトレーニングできる

という点があります。

どちらもバーベルを持つ時のグリップ幅が問題となってきます。上のイラストのように自分のグリップ幅を計測して、できるだけ幅の広いラックを選ぼう。ほとんどの人は1メートルあれば大丈夫だと思いますが、体格の大きい方は注意が必要です。

▼こちらも!

高さ

チンニングアニメ動画設置予定の場所の天井の高さを確認してください。チンニングもやる場合は頭一つ分以上の余裕が必要です。組み立て時の事も考慮して天井の高さギリギリのサイズは絶対に避けてください。

耐荷重量と本体重量

受け止められる最大重量の目安です。本体、フック部分、チンニングバー部分それぞれ異なりますので商品説明をよく確認しよう。

ラック本体の重量ももちろん重い方が安定性が高いです。

各メーカー比較(数字は支柱の太さ含む)

  • BULL-----------------(幅173cm)×奥行170cm×高226.5cm×重量310kg,耐荷重量施設仕様
  • TUFFSTUFF-----------------幅130cm×奥行145cm×高213cm×重量99kg,耐荷重量272kg
  • POWERTEC-----------------幅127cm×奥行130cm×高208cm×重量97kg,耐荷重量454kg
  • ワイルドフィット----------幅118cm×奥行100cm×高203cm×重量51kg,耐荷重量150g
  • アイロテック---------------幅115cm×奥行114cm×高210cm×重量90kg,耐荷重量不明

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3:ハーフラック

TUFFSTUFF(タフスタッフ) ベーシックスミスハーフケージハーフゲージとも言いますが、文字通りパワーラックを半分にした感じのラック。しかしハーフとは言うものの、構造上パワーラックよりも頑丈でサイズもハーフだけどだいたいデカいです。しかし見た目カッコ良く最近のスポーツクラブではパワーラックよりもこちらもよくみかけます。

パワーラックとの大きな違いは、パワーラックのように4本の支柱に囲まれた窮屈間がなく、実際の性能はプレスベンチやスクワットラックと全く同じです。支柱の外なのでパワーラックではやりにくかったダンベルベンチプレスやワイドスクワットも一切のストレスなくできます。そこにチンニング等のパワーラック同等のトレーニング機能があるので、このハーフラックこそ最強のトレーニング機器と言えるでしょう!ほしい!

サイズ等の見方はパワーラックと同じです。

  • BULL--------------(幅173cm)×奥行150cm×高233cm×重量210kg,耐荷重量施設仕様
  • TUFFSTUFF--------------幅203×奥行183×高213cm×重量107kg,耐荷重量207kg
  • POWERTEC--------------幅127cm×奥行91cm×高208cm×重量45kg,耐荷重量450kg
  • ワイルドフィット--------------幅123×奥行169×高209cm×重量100kg,耐荷重量150kg

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★天井が低い部屋ならこちら★

パワースクワットラック高さ163cm
幅110cm(プレートホルダー装着時W 151cm)
奥行き138cm
31,320

ただしセイフティーとバーベルフックとの間が空いているのが気になる。

マルチプレスステーション
高さ188cm
内寸1,100mm 幅163cm
奥行き114cm
148,000

4:プレスベンチ

プレスベンチのポイント

プレスベンチのバーベルホルダーとグリップ幅アニメ動画

TUFFSTUFF(タフスタッフ) オリンピックベンチSS付 COB-400パワーラックと同様グリップ幅がポイントです。グリップ幅がバーベルホルダーの幅より広いかギリギリだと、ベンチプレスの場合はむしろ安価なタイプのプレスベンチのように幅が狭い方が使いやすかったりします(昔はこれしかなかった)。

ただし安定性やトータルな使い勝手としてはセイフティー付きの本格プレスベンチがほしいところです(セイフティーにバーベルを乗せてニーデッドリフトベントオーバーローなどができる)。パワーラック同様できるだけ幅の広いタイプを選ぼう。

各メーカー比較(幅は支柱の太さ含む)

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5:スペース幅とバーベルシャフト

バーベルプレート脱着スペース

パワーラックや本格プレスベンチでは必ず2m以上のバーベルシャフトを用意します。そのため設置予定のスペースの幅は、プレートを付け替えたりするための余分のスペースを含めて3mは必要になります。

IVANKO(イヴァンコ) OT-20 スタンダードオリンピックバー092m以上のシャフトはジムやクラブにあるのと同様のオリンピックタイプにしよう。特徴は

  • グリップ部が回転するので軌道が安定しトレーニング効果が高い
  • 強度が強い
  • ダンベルシャフトはスクリュー式じゃないのでプレートの脱着が楽

フィットネスショップ | IROTEC | ワイルドフィット
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バーベルホルダーの幅が狭い安価タイプのプレスベンチは、逆にオリンピックバーベルでは長過ぎて不安定です。180センチ以下のバーベルシャフトが無難。

プレスベンチ プレスベンチ

結び

大沼きん以上の通りやはり「ジム並みのトレーニングを」という基準で選ぶとどうしても高価にならざるをえません。設置場所、予算、トレーニング目的、体格などじっくり考慮して慎重に選ぼう。

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