1:プライオメトリクス要素のラダートレーニングメニュー
前ページまでのシャッフル系に続いて、今度はプライオメトリクスの要素も加えたクイックトレーニングをやってみよう。単純なジャンプ動作をクイックに繰り返す事でショートターンなど敏捷性=アジリティーの向上にもつながる応用トレーニングだ!ラダーの用意はいいかな?!
2:左右にクイックショートジャンプ
通常のラダーかスティックラダーを設置し、ラダーにぶつからないようにクイックに、ショートに連続で左右に飛んでみよう。ニーアップ・トゥーアップなど着地方法の基本があまいとラダーにぶつかるぞ!くれぐれもニーアップジャンプ(ハイニージャンプ)の失敗例のように後ろに蹴るようなジャンプにならないようにしっかりとショートなニーアップ&トゥーアップ!
スピードアップのコツは、やはり切り返しの速さ。つまり接地時間をいかに短縮できるかです。体重移動とプライオメトリクスの基本ジャンプの技術がものを言うぞ!
そこがクリアーできたらぶつからないように極限までスピードアップしてみよう。5秒間で何回できるか?!
クイックトレーニングに便利!
3:前後にクイックショートジャンプ
今度は前後にショート&クイック連続ジャンプ!左右の時と同様ショートなニーアップ&トゥーアップ!に加え、前後の慣性力(→慣性力とは)に対抗する着地の安定感、つまり確実にストップ&着地できる体幹力とアジリティーの基本技術も要求されます(→体幹トレーニングと体重移動)。
※ニーアップジャンプ(ハイニージャンプ)の失敗例みたいな跳び方にならないように!
★ポイントは腕の振り。どのタイミングで前後させた方が速くストップ&ターンができるか人によって分かれる。これも前ページのイン・アウト・アウト・インで少し触れた上半身と下半身のコーディネーション=協調性が関連してくる。
慣れて来たらやはり超高速スピードでクイッククイック!!
- ★ニーアップ、トゥーアップ、フラットに着地を確実に!( →着地方法と足)
- ★アジリティー=敏捷性の基本を思い出せ!( →敏捷性=アジリティー)
★ラダーの選び方
安いからといって、左のようにラダー部分が平べったいプレート上のものはダメ。ニーアップ、トゥーアップを確実に身につけるためにも下のように断面が山形のものを選ぼう。
※「SAQトレーニング」は日本SAQ協会(NISAQ)の登録商標です。NISAQおよび認定インストラクターだけが使用および指導ができます。
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結び
ショートジャンプやイン・アウト・アウト・インは、狭い場所でもラダーや棒が一本あれば手軽にできるクイック・アジリティートレーニングなのでどんどんチャレンジしよう。ラダーの代わりにマイクロハードル(ミニハードル)などを使ってもよい。